大学職員に転職したいけど、実際のところ大学職員の魅力ってなんなんだろう・・・?
転職活動中の私は、当時こんなことを思ってネットで色々な口コミをググっておりました。
そこで、民間企業のエンジニアから大学職員に転職した筆者(jasmine)が、大学職員になってみて感じたメリットを3つご紹介します。
私自身は、ネットの口コミを調べた結果、「大学職員ってメリットが大きいかも!」と感じ、転職を決意することができました。
私のように民間からの転職を迷っている方向けにメリットをまとめてみましたので、ぜひ転職先検討の判断材料としてみてください。
職業 大学職員
経歴 都内私立大学卒業
⇒ IT企業に10年弱勤務
⇒ 600人の応募者の中から内定をもらい、現職の大学に転職
精神的プレッシャーが少なくなった
会社員時代は、仕事のノルマ、顧客からのクレーム対応などで日々神経をすり減らしていました。
特に営業の経験はなかったのですが、エンジニアでさえもノルマやクレーム対応ってあるんですよね・・・。
対して大学は、営利活動によるノルマもなく、学生や教員、保護者など、仕事で関わる人も限定的です。
保護者といっても、部署によってはほぼ接することはなく、小中高のようにモンスターペアレントを相手にすることもほとんどありません。
精神的プレッシャーや対人ストレスが減ったことはとても大きなメリットだと思っています。
安定した給与を得られた
私の勤務先は国立大学なので、有名私立大学に比べると給与額は少ないです。
よく巷で聞く「大学職員は高給取り!」という触れ込みは、首都圏の大きな私大だったら当てはまるのかなという感覚です。
それでも、世間一般の上場企業並みの給与は保証されているうえに、一般企業のように給与が業績に左右されたり急激に減額されるリスクは限りなく低いです。
ちなみに、国立大学の事務職員の給与は、おおよそ地方公務員と国家公務員の中間くらいです。
私立大学の職員であれば、大学の規模によっては国立大以上の収入が得られるでしょう。
ただし、少子化の進行によって大学の経営が今後も保たれる確証はないので、10年後、20年後も同じ給与水準が維持できるかは不安なところでもあります。
ワークライフバランスが維持しやすくなった
大学職員の仕事は、基本的に残業少なめです。
(もちろん、大学や部署、時期によって残業時間のバラつきはあります。)
それだけでなく、子育て職員向けの制度や福利厚生も結構充実しています。
国立大学であれば、文科省共済に加入しているので国家公務員と同等の福利厚生を受けることができます。
しかも、大学は教育機関なので、学内の図書館を利用したり、教職員割引を使えたりと、民間企業にはない意外な恩恵を受けることもできます。
つまり、仕事はほどほどに、私生活は充実させたい、というワークライフバランスの維持にも最適な環境が用意されているのです。
【結論】安定志向の人にはおすすめできる仕事
以上が私が大学職員に転職して感じたメリット3選でした。
バリバリ働きたい!ガッツリ稼ぎたい!という人には物足りないと思いますが、 私のような安定志向の平和主義者にはとても働きやすい環境が整っているのが大学です。
大学職員、大学事務への転職を検討している方は、ぜひ参考になさってください。
それでは!