転職はやめた方がいい?大学職員のデメリット3選

前回のポストで大学職員のメリット3選をご紹介しましたが、 メリットがあればデメリットもある・・ということで、
大学職員に転職してみてマイナスと感じた点についてもちゃんとご紹介しておこうと思います。

筆者jasmineが大学職員への転職を考えていた頃、ネット上には「大学職員 やめとけ」など、結構ネガティブなワードも並んでいるのを見つけて、
「具体的になぜやめた方がいいの・・?」と不安を感じました。

実際に大学職員になってみて私が感じたデメリットをまとめましたので、転職先となり得るか?の判断材料としてみてください。

この記事を書いているのは・・・

名前 jasmine
職業 大学職員
経歴 都内私立大学卒業
⇒ IT企業に10年弱勤務
⇒ 600人の応募者の中から内定をもらい、現職の大学に転職

CONTENTS

職員の向上心が相対的に低い

これは特に民間企業から転職した人が感じることかもしれませんが、
スキルアップや業務効率化など、仕事に対する向上心が低い人がなんとなく多いです。

日本の教育機関は「保守的」と言われますが、その理由の1つは、多くの学校で職員の教育にあまり力を入れてこなかったことにあるのではないかと思います。

もちろん、中には意識の高い職員もいますし、全員が全員やる気がないということでもないので、
これからは民間からの転職者をキッカケに少しずつ意識改革が進んでいくのではないかと思っています。

人間関係が閉鎖的

一般顧客と接する機会がないことがメリットである反面、業務で関わる人間関係(ステークホルダー含む)はかなり限定的になり、外部との関係は希薄になります。

また、いくら大きな大学組織といっても、正規の教職員の数はせいぜい数百人〜千人程度で、
事務職員に限れば中小企業・零細企業クラスの人数で仕事をすることになります。

皆が顔見知りである=噂が回るのが早かったり、苦手な人とも関わらなくてはなりませんので、閉鎖的な環境と感じる人は少なくないと思います。

長期的に活かせるスキルが身につかない

私はエンジニア時代に、ITに関する資格をいくつか取得していましたが、
その資格やエンジニアとしての経験が転職活動の際に大いに役立ったと感じています。

しかし、大学職員の仕事は特にこれといったスキルが必要なわけではなく、おまけに大学という特殊な業界でしか通用しない知識やお作法も多いです。

大学職員として長く勤める覚悟があるのなら問題ありませんが、いずれ他業界へ移りたい、という思いがあるのなら、
大学での経験が活かせる転職先を探すのは結構大変なことかもしれません。

【結論】デメリットはメリットの裏返しでもある

以上が、私が感じた大学職員のデメリット3選でした。

デメリットとして挙げた点は、メリットの裏返しという面もあるかと思います。

また、筆者は民間企業から転職した立場として感じたデメリットを挙げましたが、
人によっては「ん?それってデメリットなの?」と感じるかもしれません。

結局のところ、経験値や価値観などによって、何をデメリットと感じるかは変わってきますので、
自分に合った環境かどうかは、自分自身の目で見て現場の話を聞いて判断するしかないのだと思います。

大学職員、大学事務への転職を検討している方の参考になれば幸いです。

それでは!

  • URLをコピーしました!
CONTENTS